「新しいパソコンが欲しいけど、何を見ればいいのか分からない…」 「カタログを見ても、専門用語ばかりで違いが理解できない…」
パソコン選びは、まるで外国語のメニューを読んでいるような気分になる、という方は少なくありません。しかし、ご安心ください。たくさんの情報の中から、たった3つのポイントに注目するだけで、あなたの使い方に合った、後悔しない一台を見つけることができます。
この記事では、「安物買いの銭失い」や「無駄に高すぎるオーバースペック」を避け、数年先まで快適に使えるパソコンを選ぶための、最も重要な3つのチェックポイントを、初心者の方にも分かりやすく解説します。
PC選びの最重要キーワードはこの3つだけ!
パソコンの性能を表す言葉は無数にありますが、初心者がまず見るべきなのは以下の3つだけです。
- CPU (シーピーユー):PCの「頭脳」にあたる、処理速度の源泉
- メモリ:作業を広げる「机の広さ」。複数アプリの快適さを左右する
- ストレージ:データやアプリを保管する「本棚」。PCの起動速度にも影響大
この3つを、料理に例えるなら「シェフの腕前・キッチンの広さ・食材庫の性能」のようなもの。どれか一つでも不足すると、快適な「料理(作業)」はできません。それでは、一つずつ見ていきましょう。
ポイント1:CPU (頭脳) は「Core i5」か「Ryzen 5」以上を選ぶ
CPUは、パソコンのあらゆる処理を担う「頭脳」です。この性能が高いほど、計算やアプリの起動、Webサイトの表示などが速くなります。
たくさんの種類がありますが、2025年現在、初心者が覚えておくべきなのは2つの名前だけです。
- Intel社製なら → 「Core i5」 (コア・アイファイブ) 以上
- AMD社製なら → 「Ryzen 5」 (ライゼン・ファイブ) 以上
【なぜこれが重要?】 Webサイトの閲覧や動画視聴、レポート作成といった日常的な使い方で、「遅いな…」と感じることがほぼ無くなるのが、この「Core i5」や「Ryzen 5」というクラスです。これより下の「Core i3」や「Celeron」といったCPUを搭載した安価なPCもありますが、複数の作業を同時に行うと動作がカクつく場面があり、数年使ううちに力不足を感じてしまう可能性が高くなります。
迷ったら「Core i5」か「Ryzen 5」と覚えておけば、まず失敗しません。
ポイント2:メモリ (机の広さ) は「16GB」が新常識
メモリは、PCが作業をするための「机の広さ」に例えられます。机が広いと、たくさんの書類や道具を同時に広げて効率的に作業できますよね。PCも同じで、メモリが大きいほど多くのアプリやブラウザのタブを同時に開いても、動作が安定します。
- 2025年の標準は → 「16GB」 (じゅうろくギガバイト)
【なぜこれが重要?】 数年前までは「8GB」でも十分と言われていましたが、現在のWebサイトやアプリは高機能化しており、より多くのメモリを必要とします。ビデオ通話をしながら資料を編集したり、たくさんのWebページを開きながら調べ物をしたり…といった現代の一般的な使い方では、8GBでは不足を感じる場面が増えてきました。
長く快適に使うなら、メモリは「16GB」が必須。 これにより、数年後もストレスなく使い続けることができます。
ポイント3:ストレージ (本棚) は「SSD」が絶対条件
ストレージは、写真や動画、作成したファイルやアプリなどを長期間保存しておく「本棚」です。ここでの最重要ポイントは、容量の大きさよりも**「種類」**です。
ストレージには「HDD」と「SSD」の2種類がありますが、選ぶべきは断然「SSD」です。
- 必ず選ぶべき種類 → 「SSD」 (エスエスディー)
- おすすめの容量 → 「512GB」 (ごひゃくじゅうにギガバイト) 以上
【なぜこれが重要?】 SSDは、従来のHDDに比べてデータの読み書き速度が圧倒的に速いのが特徴です。
- パソコンの電源ONから数秒で起動する
- アプリのアイコンをクリックしてからの待ち時間がほぼない
- ファイルの保存やコピーが一瞬で終わる
こうしたキビキビとした動作は、すべてSSDの恩恵です。今やPCの快適さを最も左右するパーツと言っても過言ではありません。HDDのみを搭載したPCは、どんなに安くても避けるべきです。
容量は、最低でも256GBは必要ですが、写真や動画、様々なアプリを余裕をもって保存するために512GB以上あると安心です。
失敗しないPC選びのチェックリスト
パソコン選びで迷ったら、この3つのポイントだけを思い出してください。
- 【CPU】 「Core i5」または「Ryzen 5」以上か?
- 【メモリ】 「16GB」あるか?
- 【ストレージ】 「SSD」搭載で、容量は512GB以上か?
この基準を満たしていれば、そのパソコンはあなたの期待を裏切ることなく、数年先まで快適なデジタルライフを支えてくれる頼もしいパートナーになるはずです。この3つのポイントを武器に、自信を持ってあなたに最適な一台を選び抜いてください。
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