Razerヘッドセット BlackShark V2 は、有線接続+USBサウンドカード付きで、遮音性・音質・装着感がバランス良く、FPSゲームや配信用途には特におすすめです。さらに、ドライバ更新やEQ調整をすれば、低音と定位感が強化されて満足度が上がります。
BlackShark V2の基本仕様と特徴
Razer BlackShark V2 は、まず基本スペックが優れており、50mm ダイナミックドライバを搭載し、周波数応答は 12Hz~28kHz であり、インピーダンスは32Ωなので、PCやコンソールで十分ドライブ可能です。
また、イヤークッションは通気性のあるメモリーフォーム製であり、長時間装着しても蒸れにくく、軽量設計(約 262g)で頭への負担が少ないです。
そして、マイク性能も一定水準にあり、HyperClear 単一指向性マイクは取り外し可能で、音声通話や配信でもクリアさを保てます。ただし環境ノイズや音量のバランスは使用状況に依存します。
BlackShark V2 の長所
- 遮音性(パッシブノイズアイソレーション)が高く、周囲の音をよく遮ってくれるため、集中してゲームや作業ができる。
- 音の定位感がよく、「足音」や「敵の方向」が把握しやすく、FPS ゲームで有利。さらに付属の USB サウンドカードを使えば、ドライバソフト(Synapse)で THX Spatial Audio 等の仮想サラウンド設定も可能。
- 装着感が快適で軽量なので、長時間プレイでも疲れにくく、耳や頭が痛くなりにくい。
BlackShark V2 の注意点・改善すべきポイント
とはいえ、BlackShark V2 にも欠点があり、購入前には以下を確認したほうが良いです。
- 低音がやや控えめなので、重低音を重視する人には物足りなさを感じるかもしれない。EQで低音を強めにするとバランスが改善されます。
- USBサウンドカードを使用しないと、THX Spatial Audio やマイクの最適化機能が限定されるため、機能を十分に活用するためにはドライバやソフトウェアのサポートが必要。
- ケーブル長 1.8m であれば十分ですが、有線のみなのでワイヤレスを求める場合には他モデル検討が必要。
BlackShark V2 の選び方(用途別おすすめ)
用途 | 選ぶ基準 |
---|---|
FPS/競技ゲーム | 遮音性と定位感を重視し、USBサウンドカード+THX Spatial Audio 対応モデルを選ぶとよい |
配信・通話中心 | マイクの性能とミュート機能、マイク感度を確認し、USB サウンドカード使用で音質向上を図る |
長時間使用 | 軽量設計・イヤーパッドの素材・通気性・締め付けの強さをチェックする |
コスパ重視 | 有線モデルで十分な性能を持つため、ワイヤレス機能を省いたモデルでもコスパ良好 |
BlackShark V2 の設定とドライバ活用
さらに BlackShark V2 をさらに使いこなすには、次の手順で設定を見直すべきです。
- Razer Synapse をインストールして最新版を使い、USBサウンドカードのドライバを更新する。
- THX Spatial Audio をオンにし、ゲーム・映画・音楽それぞれでプリセットを試す。
- EQ(低音/中域/高音)を用途に合わせて微調整し、耳に合った音場を作る。
- マイク設定(ノイズ抑制/ミュート/感度)を確認して、背景ノイズを抑える。
- ケーブル接続時にはケーブルの取り回しに気をつけて断線防止を行う。
まとめ
- Razerヘッドセット BlackShark V2 は遮音性・音質・装着感のバランスが優れており、FPS や配信に適している
- 基本仕様:50mm ドライバ、12Hz~28kHz、32Ω、イヤーパッドはメモリーフォーム、重量約 262g
- 長所:定位感が高く、快適性あり、USBサウンドカードで機能拡張可能
- 注意点:低音は控えめ/USBカードなしだと機能制限あり/ワイヤレス機能なし
- 選び方ポイント:用途別に「音質重視」「マイク性能」「装着感」「コスパ」で優先順位を付けると失敗しにくい
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