「1万円以下のヘッドセットは物足りないけど、3万円以上は手が出ない」
——そんな悩み、ゲーマーなら誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
私も以前、1万円以下の安価モデルを使って「音のこもり」「マイクのノイズ」「装着の痛み」で失敗した経験があります。ですが、2万円前後になると状況が一変します。
この価格帯は、高音質ドライバー・ノイズキャンセリングマイク・軽量設計といった「上位モデルの技術」を取り入れた製品が多く、プロや配信者も愛用しているレベルです。
本記事では、実際に使用感を確かめた上で、2025年におすすめできるゲーミングヘッドセット5選を紹介します。これを読めば、音質も快適さも妥協せずに、あなたのプレイを格上げできるはずです。
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2万円クラスのゲーミングヘッドセットが「ちょうどいい」理由

1万円以下では届かない「空間表現」
2万円帯になると、7.1ch仮想サラウンドや立体音響(3D Audio)に対応するモデルが主流です。
敵の足音や銃声の方向を正確に捉えられ、特にFPS(VALORANT・Apexなど)では圧倒的な優位性を生みます。
マイク性能が大幅向上
安価モデルでは「こもる」「ノイズが乗る」といった悩みがつきものですが、2万円クラスではノイズリダクション機能付きマイクや単一指向性マイクが標準装備。通話・配信にも十分対応できます。
軽量化と装着性の進化
素材や構造の改良により、300g以下の軽量設計も珍しくありません。長時間プレイでも疲れにくく、蒸れを抑えるメッシュパッド仕様のモデルも増えています。
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2025年最新!2万円前後で買えるおすすめゲーミングヘッドセット5選
ここからは、Amazonや楽天で実際に購入できる中から、性能・快適さ・コスパのバランスに優れた5モデルを厳選しました。
① SONY INZONE H5
価格帯:約19,000円前後
タイプ:ワイヤレス(2.4GHz)/有線対応
特徴:
- SONY独自の360 Spatial Sound for Gamingに対応
- 軽量(約260g)かつソフトなイヤーパッドで長時間プレイも快適
- PS5との相性が抜群で、立体音響表現が圧倒的
レビュー:
Apexで使用した際、敵の足音が明確に前後左右から聞こえ、索敵が圧倒的に楽に。
PS5ユーザーはこれを選べば間違いありません。
② SteelSeries Arctis Nova 3 Wireless
価格帯:約18,000円前後
タイプ:ワイヤレス+USB接続
特徴:
- 「Nova Acoustic System」による立体的な音場
- AIノイズキャンセリングマイク搭載でクリアな通話
- 最大38時間のバッテリー、軽量な260gボディ
レビュー:
無線とは思えない低遅延で、FPSでも違和感なし。音質は中高音が綺麗で、音楽再生にも向いています。
③ Razer BlackShark V2 Pro(2023モデル)
価格帯:約20,000円前後
タイプ:ワイヤレス(2.4GHz)+有線対応
特徴:
- eスポーツプロ採用率No.1(Razer公式)
- 「TriForce Titanium 50mmドライバー」で高解像サウンド
- HyperClearマイクでノイズを徹底除去
レビュー:
軽量かつ耐久性も高く、FPS向けに特化。足音の分離感が非常に明瞭で、Apex・VALORANTなど競技志向プレイヤーに最適。
④ HyperX Cloud II Wireless
価格帯:約18,500円前後
タイプ:ワイヤレス(2.4GHz)
特徴:
- 定番の「Cloud」シリーズの進化版
- 53mmドライバーで迫力の低音
- 最大30時間再生、軽量設計で疲れにくい
レビュー:
低音の厚みがあり、臨場感が抜群。アクション・ホラーなど音圧を感じるジャンルにも向いています。
耐久性が高く、数年使ってもへたりにくいのが好印象。
⑤ Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED
価格帯:約22,000円前後(セール時2万円台)
タイプ:ワイヤレス(LIGHTSPEED)+Bluetooth対応
特徴:
- GRAPHENE 50mmドライバー搭載で極めて高音質
- デュアル無線(LIGHTSPEED+Bluetooth)対応
- eスポーツ公式大会での使用実績多数
レビュー:
軽さと音の解像度が段違い。VALORANTで使用時、敵の足音やスキル音が立体的に感じられ、反応速度が上がりました。
ワイヤレスながら遅延が全く気にならない点も魅力です。
2万円帯で「後悔しない」選び方のポイント

プレイジャンルで選ぶ
- FPS/TPS → 「定位・音の分離感」が強いモデル(例:Razer、INZONE)
- MMO/RPG → 「音の広がり・低音重視」(例:HyperX、Logicool)
- 配信・ボイスチャット重視 → 「ノイズキャンセリングマイク搭載モデル」
ワイヤレスか有線か
- 無線派 → ケーブルが邪魔にならず快適。遅延を気にしない人に最適。
- 有線派 → 音質重視・遅延ゼロで安定。大会や録音用途にも向く。
軽量性と装着感
300gを超えると、長時間の使用で首や耳が疲れやすくなります。
もし迷ったら「INZONE H5」「Nova 3 Wireless」など260g前後の軽量モデルがおすすめです。
実際に2万円クラスを使って感じた“違い”

筆者は1万円台、2万円台、3万円台のヘッドセットを使い比べてきました。
結論から言うと、2万円クラスが最もコスパが高いです。
- 音の分離感:1万円台では混ざりがちだが、2万円クラスは明瞭。
- マイク:ノイズ処理が格段に向上。通話のストレスが減少。
- 装着感:軽量化と素材改良で“締め付け疲れ”が激減。
「高価格帯との差」は、音の細部表現くらいで、ゲーム用途では十分満足できます。
まとめ:2025年、買うなら“2万円クラス”が最適
2万円という価格帯は、上位モデルに迫る性能×手が届く価格のバランスが取れた“黄金ゾーン”です。
- 立体音響+軽量設計のINZONE H5
- コスパ重視のSteelSeries Nova 3 Wireless
- FPS特化のRazer BlackShark V2 Pro
- 迫力サウンドのHyperX Cloud II Wireless
- ハイエンド音質のLogicool G PRO X 2
どれを選んでも「音・快適さ・品質」の三拍子が揃っています。
2025年、あなたのゲーム環境をアップグレードする1台を、この中から見つけてください。
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