後悔しないゲーミングモニター、見るべき点は3つだけ

Monitor

「ゲーミングモニターが欲しいけど、種類が多すぎて意味不明!」 「Hz? ms? IPS? カタログの暗号みたいな言葉、もう見たくない…」

ゲーミングモニター選び、本当に難しいですよね。高価な買い物だからこそ、「これを買っておけば間違いない!」という”答え”が欲しくなるものです。

ご安心ください。まず結論からお伝えします。

ゲーミングモニター選びで後悔しないために、初心者のあなたが見るべき点は、「リフレッシュレート」「応答速度」「パネルの種類」のたった3つだけです。

そして、その”答え”は…

  • リフレッシュレート: 144Hz(ヘルツ)以上
  • 応答速度: 1ms(ミリ秒)
  • パネルの種類: IPSパネル

この3つのキーワードだけを覚えてお店やサイトに行けば、あなたはもうカモにされることはありません。この記事では、なぜこの3つが重要なのかを、世界一わかりやすく解説します!

ポイント1:リフレッシュレート = 映像の「滑らかさ」

見るべき数字:144Hz(ヘルツ)以上

リフレッシュレートとは、モニターが1秒間に何枚の絵(フレーム)を更新できるか、という性能です。パラパラ漫画をイメージしてください。

  • 普通のモニター(60Hz): 1秒間に60枚のパラパラ漫画。→ 映像が少しカクカク。
  • ゲーミングモニター(144Hz): 1秒間に144枚のパラパラ漫画。→ 映像が超ヌルヌル

【なぜ後悔する?】 もしあなたが60Hzや75Hzのモニターを買ってしまうと、せっかく高性能なゲーミングPCが秒間144枚の映像を送ってきても、モニター側がそれを表示できず、宝の持ち腐れになってしまいます。敵の動きが滑らかに見える世界を知ってしまったら、もう元には戻れません。

「144Hz以上」、これが後悔しないための最初の合言葉です。

ポイント2:応答速度 = 映像の「クッキリ感」

見るべき数字:1ms(ミリ秒)

応答速度とは、モニターの色が「黒→白→黒」のように、どれだけ速く切り替われるかという性能です。これが遅いと、映像に残像(ざんぞう)、つまりブレが生じます。

  • 応答速度が遅いモニター: 速く動く敵がボヤっとブレて見える。
  • 応答速度が速いモニター(1ms): 速く動く敵の輪郭(りんかく)がクッキリ見える

【なぜ後悔する?】 ApexやVALORANTで、物陰から飛び出してきた敵に撃ち負けるのは、あなたの反応が遅いからではなく、敵の姿がブレて見えているせいかもしれません。応答速度が遅いモニターでは、敵をハッキリと認識するまでにコンマ数秒のロスが生まれます。

「1-ms」、これが撃ち合いに勝つための2つ目の合言葉です。

ポイント3:パネルの種類 = 映像の「キレイさ」

見るべき言葉:IPS(アイピーエス)パネル

パネルとは、映像を映し出す画面そのものの種類のことです。「TN」「VA」「IPS」の3つが主流ですが、初心者が選んで後悔しないのはズバリ「IPSパネル」です。

  • TNパネル: 応答速度は速いが、色が少し白っぽく、斜めから見ると見えにくい。
  • VAパネル: 黒色がキレイだが、応答速度が少し遅いものがある。
  • IPSパネル: 応答速度も速く、色も鮮やかでキレイ。斜めから見ても美しい。

【なぜ後悔する?】 せっかくゲーミングPCで遊ぶなら、対戦ゲームだけでなく、グラフィックが美しいRPGやオープンワールドのゲームも最高の画質で楽しみたいですよね。TNパネルを選ぶと、その美しい世界が少し色あせて見えてしまい、「もっとキレイな画面でやりたかった…」と後悔する可能性があります。

「IPSパネル」、これが性能も美しさも両方手に入れるための3つ目の合言葉です。

【おまけ】サイズと解像度はどうすればいい?

この2つは好みもありますが、初心者が選んで失敗しない「鉄板」の組み合わせはこれです。

  • サイズ: 24インチ前後
  • 解像度(かいぞうど): フルHD(1920×1080)

プロゲーマーも多くがこの組み合わせを使っています。画面全体を視線移動だけで把握でき、PCへの負荷も軽いため、高fpsを維持しやすいのが理由です。

まとめ

複雑怪奇に見えるゲーミングモニター選びも、見るべき点を3つに絞れば、もう迷うことはありません。

  • 映像の滑らかさ → 144Hz以上
  • 映像のクッキリ感 → 1ms
  • 映像のキレイさ → IPSパネル

この3つのキーワードだけを覚えてお店やサイトに行けば、あなたはもう初心者ではありません。自信を持って、後悔しない最高の相棒を見つけて、ライバルに差をつけましょう!

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